【Tableau】ドーナツ円グラフ・二重円グラフを描画する

Tableauで円グラフは標準搭載されているが,ドーナツ円グラフは工夫が必要である。(Power BIでは標準搭載)

一方で,デザイン性や情報量を増やすためにドーナツ円グラフの需要は一定数ある。

この記事の内容
  • ドーナツ円グラフを描画する原理
  • ドーナツ円グラフの描画方法
    • デザインの調整方法
  • 二重ドーナツ円グラフの描画方法
目次

ドーナツ円グラフを描画する原理

円グラフの描画原理

まず,円グラフの描画にはディメンションメジャーが1つずつ必要である。

角度にメジャー,色にディメンションを配置すると以下のようになる。

ドーナツ円グラフの描画原理

ドーナツ円グラフの原理は,「描画したい円グラフ」と「ドーナツ部分の円」を重ねるだけである。

重ねる部分は二重軸で表現できる。

ドーナツ部分の円グラフを背景色と同じにすることで,擬似的に円グラフに見せることが可能である。

完成系

ドーナツ円グラフを作成する

便宜上の軸を用意する

円グラフが描画できている状態で,行シェルフで右クリックをすることで新しい計算式を入れる。

値が共通になれば良いので,min(0)max(0)と入れる。

すると,軸上に乗った円グラフとなる。円グラフが小さくなるが,後ほど調整できる。

軸を追加する

ドーナツ円グラフを二重軸で表現するために,先ほど作った軸を複製する。

macでcommand,Windowsではctrlを押しながらドラッグ&ドロップで複製する。

二重軸にすることで円グラフを重ねる

複製したフィールドを右クリックすることで,「二重軸」に変更する。

また,ぴったり重ねるために,右軸を右クリックして「軸の同期」をする。

ドーナツ部分の円を調整をする

前面にくるドーナツ部分の円の条件は,「背景色と同じ」かつ「背面の円グラフより小さい」である。

つまり,マーク部分の2番目の軸の設定を変更すれば良い。

デフォルトで「色」と「角度」が設定されているので,全て外す。

現在は背景色が白なので,「色」も白に設定する。これで「背景色と同じ」を満たす。

次に,サイズを小さくすると後ろの円グラフが見えるようになる。これで「背面の円グラフより小さい」を満たす。

デザインを調整する

ドーナツ円グラフ自体は作成できたので,見栄えを調整する。

  • 軸を消す
  • グラフの線を消す
  • サイズを調整する

軸を消す

軸を右クリックして「ヘッダーの表示」のチェックを外す。

グラフの線を消す

グラフエリアを右クリックして書式設定を開く。

線の書式設定を開き,列の「グリッド線」,「ゼロライン」をそれぞれ「なし」にする。

サイズを調整する

現在は軸上に乗っている扱いなので,軸の表示範囲でサイズが設定されている。

軸の表示で調整することもできるが,直感的なマークの「サイズ」で変更する方が分かりやすい。

まず,背面に配置されている「描画したい円グラフ」のサイズを変更する

次に,前面の「ドーナツ部分の円」のサイズを調整する。

これでドーナツ円グラフが完成する。

その他カスタマイズ例

円グラフの割合を表示する

ラベルに値を入れて,「簡易表計算」→「合計に対する割合」にする。

文字色をマークカラーの一致にして,桁数を調整することもできる。

追加情報をドーナツ部分に記載する

ドーナツ円グラフのメリットは,ドーナツ部分に情報を追記できる点である。

ドーナツ部分の円のテキストを編集することでテキスト追加ができる。

二重ドーナツ円グラフを作成する

階層構造になっているディメンションに対して,二重で大カテゴリ・小カテゴリを表現できる。

内訳をグラデーションで示すことで,一目で内訳を認識できる。

二重軸で大カテゴリ・小カテゴリの円グラフを作成する

基本的にはドーナツ円グラフと同じ原理を利用する。

まず,上下に重ねたいグラフを色分けで表示するところまでを実施する。

その後,二重軸で2つの円グラフを重ねる。

円グラフのサイズを調整する

大カテゴリの円グラフが背面で大きく小カテゴリの円グラフは前面で小さくなれば良い。

サイズボタンから変更可能である。

色を設定する

二重の円グラフは色分けが重要である。

基本的には大カテゴリごとにキーカラーを決めて,小カテゴリは大カテゴリ系統のグラデーションで表現する。

以下の例では,青と赤をキーカラーとしている。

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